
株式会社テイ・アイ・シイ
株式譲渡済
投資期間:2019年~2024年
自動車や車載製品の検証試験サービスを提供するテストエンジニアリング会社。
事業承継案件として経営陣より株式を取得。
投資ファンドへ株式譲渡し、投資終了。
株式会社テイ・アイ・シイに関するお知らせ
| 2024.12.23 | お知らせ | 株式会社テイ・アイ・シイの株式譲渡について |
| 2019.8.26 | お知らせ | 株式会社テイ・アイ・シイへの投資実行について |
投資先経営陣の声
株式会社テイ・アイ・シイ代表取締役社長 新宮 広規 様
BCM卒業にあたり
当社は次世代モビリティの開発テストを主軸としたエンジニアリングサービスプロバイダーです。1984年創業、事業の特殊性や創業経営陣の強い個性も相まって、500名を超える社員を擁しながらもトップダウン経営の企業でした。
2019年に創業経営陣の事業承継によりBCMの出資を受け、倉本さんと宮田さんが取締役として経営に参画されました。同時にBCM主導で「経営推進委員会」なる組織を立ち上げる事となりました。委員会には10名の社員が選抜され、当時関東地区のエリアマネージャーであった私も委員会メンバーの一人として参画しました。開催は月1回、「次代の会社づくり」をテーマに、当社の強みや弱みを整理しながら事業の在り方について検討する場です。
夜半まで議論が続くこともしばしばでしたが、倉本さん・宮田さんは時間を惜しまず、適切な助言を挿みながら根気強くお付き合い頂きました。2年間で委員会の討議レベルは格段に上がり、実務者であった我々が次第に経営者目線での考えを持てた事で、当社の事業戦略を立案し役員会に提言するまでになりました。
その後、2022年6月の創業経営陣退任に合わせて執行役員制を導入、委員会メンバーから現在の取締役及び執行役員の計4人が選出され新経営体制をスタートすることとなりますが、振り返れば、投資先の社員を自発的かつ自然な形で成長させるBCMの人づくりスタイルにどっぷり嵌っていた時間でした。
新たな経営体制では、ミッション・ビジョンの制定、予算策定や予実管理等、企業として必要なものをBCMより学びました。一方で、営業・受注選定・採用・投資等の事業活動の大半は、我々を信用し託してくれました。中でも3期連続で5%を超える賃上げの実行にあたり、反対どころか後押し頂けたことは、長期視点での企業成長をサポートするファンドであると再認識できた事例です。
おかげ様で、当社の目指す『オールアップ経営』の基礎が固められ、確度の高い計画を元に積極的な事業拡大を進めることができました。直近2期連続で最高売上と利益を計上し今期も更新の見通しです。
このように、BCMのファンドとしての専門性と柔軟で前向きなサポートにより、当社は多くの学びを得て成長を遂げることができたと考えております。2024年10月にBCMを卒業しましたが、自信を持って新たな一歩を踏み出すことができるのもBCMとのご縁があったからこそです。
倉本さん、宮田さん、そして金田さん、本当にお世話になりました。
皆様と過ごした時間を財産として、新たな株主とともに更なる成長を目指してまいります。
(2025年1月)
